helvetica tokyo真っすぐに、よりそう

designsource

 ヘルベチカ・トウキョウのデザインの原点は、自然にある摂理、物理化学、数学の法則や定理、古くから世代を超えて受け継がれてきた風習や伝統技術といった身近にある日常的な概念から産み出されます。
これらをファッションとして昇華させ、身に纏ってもらうことで前向きな気持ちを与える服づくりを目指します。

 時間を超えた普遍的な要素を根底とし、着た人が気分を一新できる洗練された真っすぐなハイファッションブランドです。

Origin of the Name

 ヘルベチカ(Helvetica)とは、1957年に発表された欧文書体です。スイスのタイプフェイスデザイナーのマクス・ミーティンガー(Max Miedinger,1910- 1980, Switzerland)とエドゥアルト・ホフマン(Eduard Hoffmann,1892-1980, Switzerland)により考案されました。簡素さと力強さを併せ持った書体で発表当初から現代まで、企業ロゴや訴求ポスターに多数用いられています。また、駅や空港のサイン(案内)表示に最も使われており、見た目の美しさと読みやすさがある才色兼備の書体と言えるでしょう。

 この欧文書体のように多様の人に受け入れられ、長く愛されるブランドを育てたい想いから「ヘルベチカ・トウキョウ」と命名しました。本来、書体の種類が公に出ることは少ないですが、脈々と受け継がれ陰ながら人々の生活を支えている存在に敬意を表し、自らのブランドの服づくりも着る人を長く支えられるよう願いを込めました。

 また、トウキョウとは文化としての日本を指しており、日本独自の化学反応をして偶発的に生まれる文化を世界へ向けて発信する意味を持たせました。そのため、欧文表記の際には地名を表す固有名詞の大文字(T)から始まるのではなく、共有名詞の小文字(t)から始まる表記としました。ヘルベチカにはラテン語でスイスの国名の意味があり、国名と都市名が別々という相反する事象を内包しています。これは人間の持つ多様性と共通し、人間味を有するブランドとして発展していくよう祈りを捧げています。